〜GWの平日、疲労と癒しが交差する夜に〜
世間ではゴールデンウィークの方も多い4/28。
SNSには「旅行きたー!」「昼からビール最高!」みたいな投稿が並ぶ中、私はというと…
朝からフルタイム勤務。しかも会社にいるの、全社員の2割。
ガラーンとしたオフィスでキーボード打ってると、
「ねえ、今日ってほんとに平日だっけ…?」って気持ちになるやつ。
■ 出勤、保育園お迎え、そして…疲れた日の母親あるある発動
いつも通り7時に家を出発して、、ひーひー言いながら課長業務を全うして、
17時半に仕事を終えて、そこからの猛ダッシュ。
ギリギリ滑り込みで保育園に到着すると、けっけ(3歳)は今日も元気いっぱい。
けっけ「ママーーーっ!あのね!けっけね、おともだちとね、おすなばでプリンつくったの!」
母の電池残量、すでに残り5%。
でも、けっけは120%。完全体。
一瞬、帰ってごはん食べて寝ようかな…とも思ったけど、
なんかこう、「GWっぽいことしてあげたい病」がむくむくと。
■ 「せっかくだからスーパー銭湯行っちゃう?」のノリ、大正解だった
夕飯は超・手抜きで済ませて、近所のスーパー銭湯へ。
金曜の夜、自転車爆走で、タオルを片手に、
3歳児と2人で浴場へ向かう親子、ここに爆誕。
けっけ「やったーーー!おっきいおふろ〜!!!」
エントランスからテンション最高潮。
この瞬間だけで、来た甲斐あった。
浴場ののれんをくぐったら、私たちの世界。
脱衣所で服を脱ぎながら、けっけは隣のおばあちゃんに話しかけてた。
けっけ「けっけね、ママとおふろきたんだよ〜!
ママはごほ~びって言うんだけどね~。」
語彙が独特でかわいすぎて、もういろんな疲れが溶けてく。
■ お湯に浸かる。それだけで、回復するんです
湯船に入って、肩まで沈めた瞬間、
「ああああぁぁぁ……」って、声にならない声が出た。
私(心の声):「ここに住みたい」
けっけ:「ママー!こっちにアワアワあるー!アワアワ〜〜!」
お風呂の壁に描かれたお魚のタイルを見て、実況しながらしゃべり続けるけっけ。
一方母は、目を閉じて全身の疲労をお湯に流す。
周りに迷惑かけてないかはちゃんと第三の目で見張りつつも・・・。(母の性)
これ、デトックス効果すごすぎでは?
娘はずっとぴょこぴょこ動き回ってるけど、不思議とイライラはしない。
むしろ、けっけの楽しそうな声が、ちょっとしたBGMみたいで、心地いい。
■ 湯上がりの「セブンティーンアイス」で、最高潮の幸せタイム
お風呂から出て、自販機の前で悩むけっけ。
けっけ「ん〜〜〜、チョコのアイスにするー!」
「けっけのとなかまっこしたい~?」
(※“なかまっこ”=同じものを一緒に食べること。3歳児語)
プシュンと落ちてくるアイス。
2人でベンチに座って、セブンティーンアイスを開封。
すると…
けっけ「はい、ママ!アーン!今日はとくべちゅだよ!」
……これ、泣く案件。
普段は食べ物は自分のもの、ってタイプなのに、
「とくべちゅ」な日だからって、ママにも“アーン”してくれるなんて…。
私はそのアイスがどんな高級スイーツより美味しかったと断言できる。
秒でとけたけど。
■ 結論:スーパー銭湯、ワンオペ母の救いだった
結局、GWっぽいことなんてほとんどできない。
旅行もテーマパークも、泊まりもない。
でも、このたった1時間ちょいのスーパー銭湯タイムで、
私たちはちゃんと“特別な日”を過ごせた。
けっけの「今日はとくべちゅだったねー!」が、証明してくれた。
◎ まとめ:予定ぎゅうぎゅうでも、母と子の癒しはつくれる
忙しくても、時間なくても、お金かけなくても、
子どもと一緒にふやけて笑って、アイス分け合ったら、それはもう立派な“特別”。ふつうの平日の夜が、ちょっと宝物っぽくなった話でした。
次の週末、銭湯で「なかまっこアイス」してみてほしい。
最高に癒されます。ほんとに。